Creative Disposal

<< July 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | -
<< Scarab | main | Globe Hope >>

Transformação de Armas em Enxadas



東アフリカはモザンビークの 『銃を鍬(くわ)へ』 というもので、
「銃アート」による銃のリサイクルプロジェクトです。

モザンビークでは30年以上に渡り、
独立戦争や反政府ゲリラによる戦闘状態にありました。

'92年にやっと停戦協定が結ばれ、国連やモザンビーク政府が残った銃の回収を試みたものの、市民はそう簡単に手放さず、(身を守る唯一のモノであったから)大量の銃・弾薬が市民の手に残っている状態でした。

そこで、積極的に市民側からの銃の回収に乗り出したのが現地NGO団体
CCM(モザンビークキリスト教評議会)でした。
(また、このプロジェクトの草案は日本の第3世界ショップの片岡勝さんという方のアイディアから始まってます)

彼らが賢かったのは、がむしゃらに銃を返せと市民に要求したのではなく、代わりに生活が便利になるような物資(自転車、ミシン、農機具、建設資材など)を銃と交換で配布したことです。

中でも最も需要の高かった自転車については、
日本の「えひめグローバルネットワーク」「久留米海外ボランティアサークル」
というNGOが地元公共団体の協力を得て、市内の放置自転車を整備した後
武器との交換物資として現在もモザンビークに寄付しています。

そして回収された銃が現地アーティストの手に渡され、アートオブジェへと
変身していったのです。

このプロジェクトで素晴らしいなと思ったのは、
内戦で痛手を負った人々のイマジネーションの力によって、以前人々の命を奪っていた武器がポジティブなアートオブジェに生まれ変わり、ピースフルなメッセージと願い(もしくは反省)が込められている事です。

またこの国が次のステップへ進んだことを市民から発信できている点も
とても素敵です。


実際、この「Tree of Life」という銃で出来た木のオブジェには、
「命の木」と「銃の最後」という意味が込められています。

黒が白にひっくり返るような、戦争の道具を平和の象徴に転換する機能を、アートやデザインは内在しているように思います。
またそこに人間賛歌的な要素というか、心の部分で通じ合える人の愛のようなものを感じます。
Art | permalink | comments(1) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

- | permalink | - | -

この記事に対するコメント

初めまして。私はこの木をずっと探し続けていました。

この木を知ったのは『謎解きまさかのミステリー』という番組がきっかけでした。

感動で涙が止まりませんでした。銃でできた
木。本当に素晴らしいと思います。私は7年もの間探していました。

1度、本物を見たいと思うのですが何処の国にありますか?

よよ | 2010/06/11 5:05 PM
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://s-yousui.jugem.jp/trackback/85
この記事に対するトラックバック